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「一生思い出に残る楽しい家づくり」を追求する、岩倉市の社長・丹羽剛仁の日記

愛知県岩倉市の工務店=ニワホーム株式会社の社長として日夜奮闘中の私・丹羽剛仁(♂・47歳)が、毎日の生活の中で見たこと・感じたこと・考えたことをざっくばらんに書き記します。

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 元祖カツカレー

みなさんが普段何気なく食べているカツカレー。そのカツカレーがいつ・どこで・どんなきっかけで生まれたのか、考えてみたことはありますか?

「そう言われれば確かに気になるけど、世の中全部の食べ物についていちいちそんなこと考えてらんないよ」という答えが返ってきそうですね。でも、そう言わずに僕の話を聴いてください。なかなかどうして興味深い誕生のエピソードがあることを知ったんですよ。実は先日、その「元祖カツカレー」を食べる機会に恵まれましたので、これからみなさんにコッソリその模様をお伝えします。

場所は東京屈指の繁華街・銀座。和光などの有名店が建ち並ぶ中央通りから1本入った銀座ガス灯通りに、その店「グリルスイス」はありました。間口こそ狭いものの、シックなベージュのタイル張りの外壁と年季の入ったダークブラウンの扉、そして赤と白のオーニングテントが掛けられた店構えには、なるほど老舗の風格が漂っています。

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扉を開けて中に入ると、20席ほどのこぢんまりした店内の壁には、写真と手書きのPOPと共に、何やら古い新聞記事のコピーらしき紙が何種類も貼り付けられています。近寄ってよく見てみると、そこには「名手の活躍を支えたカツカレー誕生秘話」と書かれているではありませんか。

要約するとこうです。昔々、日本プロ野球の創生期から戦後復興期にかけて、川上哲治や青田昇らと巨人の第1期黄金時代を築き上げた千葉茂という名選手がいました。若い人はほとんどご存じないでしょうけれど、あのミスタージャイアンツ・長嶋終身名誉監督の前に背番号3をつけていた偉大な選手です。その千葉さんは、多摩川グラウンドでの練習後や後楽園球場での試合前後によくグリルスイスを訪れていました。とある巨人−阪神戦の前、どうにも腹ぺこだった千葉さんが「カレーの上にカツを載せてくれ!」という思いがけないオーダーをして生まれたのが「カツカレー」だというのです。

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さて、僕がオーダーしたのはもちろんその「千葉さんのカツカレー」。まず運ばれてきたのはカップに入ったスープ。スプーンですくって啜ってみると魚介の風味が口の中に拡がりました。レジの前に鎮座している存在感たっぷりの老女将に「材料は何ですか?」と訊ねると、あさりをじっくりコトコト煮込んで作っているとのこと。「これも創業以来受け継がれてきた味なんだろうな」と妄想が膨らみ、メインディッシュのカツカレーへの期待が高まっていきます。

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そして運ばれてきた「千葉さんのカツカレー」。カレーソースはいかにも日本のカレー!という黄色ではなく、むしろ黒に近いと思えるような濃い茶色。野菜や果物を入れてたっぷり煮込んでいることが一目で分かる、見るからに美味しそうなルックスです。さらにお皿には型に入れて盛られたライスと千切りキャベツ、福神漬け、そしてきつね色に揚がった熱々のカツが載っています。

まず一口目はスタンダードにカレーとライスでパクリ。想像したとおりのジューシーな味が口の中に拡がり、早くも幸せな気分が充ち満ちてきます。二口目はカツにカレーを馴染ませてパクリ。はふっ!はふっ!…おお、薄切りカツの何という柔らかさよ。そして肉を噛み締めると旨味がじゅわ〜っと滲み出して…美味いぢゃないかあああああ!

これで僕の食欲リミッターは完全にたがが外れ、一心不乱にスプーンを口に運び続け、あっという間に平らげてしまいました。確かにこれは元祖の名に恥じない珠玉の逸品。千葉さんが時に2皿も平らげることがあったというのも頷ける気がします。

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ということで、元祖カツカレー・グリルスイスの「千葉さんのカツカレー」の体験レポートでした。これは胸を張ってオススメできます。みなさんも東京へお出掛けの際はぜひ、銀座3丁目のグリルスイスへお立ち寄りください!
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